エレキットのTU-872という真空管アンプを使っています。数年前、キットを買って自分で製作したものなので、回路も判ってるし、何よりも自分で作ったものなので愛着が沸きます。もちろん音の方も満足。(一般の方が「真空管」でイメージされるようなレトロな音ではありません)
これが突然故障。左側だけ音が小さくなってしまいました。2A3という出力段の真空管が片側不良のようで、左右差し替えてみると右側の音が小さくなります。
たまたま1本だけ、別のメーカーの2A3(真空管は同じ型番・規格で複数のメーカーが作っているものが多いのです)を持っていたので、これに差し替えて修理は完了。しかし、この2A3がキットに元から付いてた2A3に比べてえらく大きいのです。ご覧のようにずいぶんと非対称な外観のアンプになってしまいました。
ちなみに大きいほうがスロバキアのJJ社製、小さい方がロシアのSovtek社製です。音のほうも多少は違うのでしょうが気になるほどではありません。コンサートなどでもちょうど中央で聞くことなんてありませんから、とりあえずは気にしないことにしましょう。(笑)
気軽に真空管を差し替えたり、互換性のある別のものを試してみたり出来るのも真空管アンプの面白いところですね。
うーん、ココ社のHPは良いですな。
いまだに真空管を真面目に作っている会社って。
チェコとか東欧の会社って、タイムマシンに乗って訪ねたような感じでワクワクしますなぁ。
投稿情報: たけちゃん | 2008/11/20 03:51
日本はもう特殊なものを除いて真空管を生産していませんからね。
ちゃんと現在でも新品を供給し続けてくれてる、旧東側メーカーの存在はありがたいです。
工業についても、文化の違いみたいなものを感じますね。
投稿情報: 岡田 | 2008/11/20 13:16
藤四郎のチャチャですみませんが...
あのミグにも使われていたので
しょうか?\(^o^)/
投稿情報: Kimball | 2008/11/24 22:57
ミグに真空管(6C33Cだったとか)が使われていたのは有名ですね。
真空管→古い・ぼろい という観点で語られることが多い話ですが、個人的にはそれなりに工学的合理性があったのではないかと思います。
ちなみに 6C33C も現在ではオーディオアンプにときどき使わています。
投稿情報: 岡田 | 2008/11/25 00:19