うちの会社がインターネット(当時はJUNETと呼ばれる研究用のネットワーク)に接続したのは1989年。その頃はもちろんプロバイダなんてありませんから、回線もサーバも自分で用意するのが当たり前。今よりもネットワーク全体に手作り感があって、いろいろ勉強することができました。
それ以来20年間、私の日課は社内に設置したサーバ(Unixマシン)へ接続してEmacsというソフトを立ち上げてメールを読み書きすること。
さすがに最近では自前のサーバを維持するのも大変(セキュリティなど考慮しなければいけない問題も増える一方で、それなりに勉強にはなるのですが)なので、今年こそは外部の業者へ切り替えようと、いろいろ準備や調査を進めていたのでした。(このブログだけは開設当初から外部の業者を使っています)
その矢先にサーバが故障!、この際一気に外部への切り替えを進めてしまおうと、大慌てで手続き。なんとか丸1日以上メール不通という事態は回避して、新しいシステムへ切り替えることができました。
というわけで、20年間慣れ親しんだ環境ともおさらば。まだちょっと落ち着かない気分ですが、新しい環境もなかなか使いやすいです。自分でやらなくても勝手にバージョンアップで機能が増えたりするのは楽で良いですね。
ちなみに、私のメールアドレスは20年前から同じもので、これは今後も変える予定はありません。
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