今日は新国立劇場の中でハシゴ。(笑)
大きなオペラ劇場へ移動して、バレエの公演で「コッペリア」。ドリーブの音楽は昔から大好きなのですが、本格的なバレエの実演で見るのは初めてです。
今日のコッペリアは、ローラン・プティの振付によるもの。ダンディなコッペリウス。躍動感溢れる街の娘たち。見ているだけで楽しくなるモダンな舞台です。
第2幕に入り、ルイジ・ボニーノのコッペリウスがコッペリア(人形)と二人で踊る場面はこの振付のハイライト。まるで人形が生きているように踊る姿は圧巻でした。
本島美和のスワニルダも良かったです。スワニルダがコッペリアに扮する場面では人形そっくりに変身。というより、本島さんに似せて人形が作ってあったのかもしれません。
ラストシーン、コッペリアの人形が壊れ、コッペリウスが呆然と立ち尽くして幕。良い余韻の残る素敵な公演でした。