毎年アジア各地からオーディションで選ばれた若手(17〜27才)音楽家が3週間のリハーサル・キャンプと3週間のツアー公演を行うアジアユースオーケストラ(AYO)。そのツアー最終日を飾る昭和女子大学人見記念講堂の公演に行ってきました。(28日)
曲目は前半はヴァイオリンソロにステファン・ジャッキュウを迎え、
- プロコフィエフ:交響曲第1番(古典交響曲)
- サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ
- サラサーテ:カルメン幻想曲
- バッハ:ソナタハ長調よりプレリュード(アンコール)
休憩を挟み後半は、
というもの。
このオーケストラの創設者であり芸術監督のリチャード・パンチェスは魂を揺さぶるようなドラマチックな指揮。それに応えるアジア若手音楽家の高い技術と音楽性。とてもレベルの高い公演でした。クラシック音楽の世界でもアジアパワーは凄いですね。
また、6週間だけ結成されるオーケストラの最終日ということで最後は互いに別れを惜しむ楽員も多く、そういう意味でも感動的な公演でした。