リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団来日公演、初日3月17日の東京オペラシティ・コンサートホールでの公演に行ってきました。
以下のようなプログラムです。
- メンデルスゾーン:序曲「ルイ・ブラス」
- ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(ピアノ:ネルソン・フレイレ)
- (休憩)
- ショスタコーヴィチ:交響曲第5番
前半、メンデルスゾーンはこのオーケストラの楽長を務めたことがあり、また「皇帝」はこのオーケストラが初演した曲とのこと。巨匠ネルソン・フレイレの流れるようなピアノに、重厚なオーケストラの重なる、実に堂々とした「皇帝」を聞くことができました。
後半のショスタコーヴィチ、ステージから溢れそうな大編成オーケストラが一体になった大きなサウンド。引き込まれるような第1楽章、思わず体を動かしたくなるような第2楽章、息を飲むような第3楽章、そして、まるでロック・コンサートのような大興奮の第4楽章。
伝統のあるオーケストラに圧倒されたコンサートでした。