今年もラ・フォル・ジュルネの季節、昨年ちょっと詰め込み過ぎの反省(?)から、今年は東京の下記4公演に行きました。
5月3日 18:30〜19:15 ホールC(公演番号145)
小菅優(ピアノ)、横浜シンフォニエッタ、ジョシュア・タン(指揮)
小菅優さんの流麗なテクニックが光る公演でした。横浜シンフォニエッタもレベルの高いオーケストラですね。
5月3日 20:20〜21:10 ホールA(公演番号116)
ポーランドの室内管弦楽団。小編成ながらスケールの大きなベートーヴェンでした。
5月3日 22:15〜23:10 ホールA「祝祭の夜」(公演番号117)
東京での公演はなんと20年ぶり(!)となるアルゲリッチが話題となった追加公演。ギドン・クレーメルはじめ他の出演者も錚錚たるメンバーです。
- マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
- 酒井茜(ピアノ)
- ギドン・クレーメル(ヴァイオリン)
- 堀米ゆず子(ヴァイオリン)
- 川本嘉子(ヴィオラ)
- ギードゥレ・ディルバナウスカイテ(チェロ)
- 吉田秀(コントラバス)
- ジュリエット・ユレル(フルート)
- ラファエル・セヴェール(クラリネット)
- 安江佐和子(パーカッション)
曲目は
2人のピアニストのテクニックが炸裂する「春の祭典」も見応えがありましたが、なんといっても「動物の謝肉祭」が素晴らしかったです。凄い技を持った世界のトッププレーヤーたちが「アルゲリッチ・バンド」として集結した、夢のようなスーパーセッション。深夜に集まった5000人の聴衆も一体となった、心に残る公演でした。
5月4日 18:30〜19:25 ホールA(公演番号215)
シンフォニア・ヴァルソヴィア、ローザンヌ声楽アンサンブル、ミシェル・コルボ(指揮)
宗教曲のスペシャリスト、ミシェル・コルボによる流麗な「モツレク」。文句なしの名演奏に5000人の聴衆が酔いしれました。
今回はチケットを手配したのが遅かったこともあり、いつもはあまりクラシックコンサートの会場にならない、ホールAでの公演が中心になりましたが、この巨大ホールが持つ「聴衆の力」を改めて認識する音楽祭でした。