10月17日はオーチャードホールでポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場の引っ越し公演。モーツアルトの「フィガロの結婚」を見てきました。(1日2回公演なのですが、私が見たのは14時開始の公演)
特にスター歌手が出ているわけではないのですが、良い意味でオーソドックスで丁寧な演出。歌手陣、合唱、オーケストラもレベルが高く、とても楽しい公演でした。
ちょっと変わっていたのは、ケルビーノ役が男性(カウンターテナー)だったこと。この歌手の方(ヤン・ヤクブ・モノヴィド)の歌声も素晴らしかったです。
いろんなオペラを見ていますが、改めてオペラの楽しさを教えてもらった気分。まさに「ああ、これでみんな満足」(第4幕ラストシーンの歌詞)ですね。