6月12日、ミューザ川崎で東京交響楽団の公演、指揮はバッハ・コレギウム・ジャパンの音楽監督としてお馴染みの鈴木雅明さん。
プログラムは、
- モーツァルト:歌劇「魔笛」序曲
- モーツァルト:交響曲 第41番「ジュピター」
- (休憩)
- サン=サーンス:交響曲 第3番「オルガン付き」
後半「オルガン付き」のオルガンを演奏するのは鈴木優人さん(鈴木雅明さんの息子さん)ということで親子の共演です。
前半のモーツァルトはピリオド(曲が作られた当時の楽器や奏法)の音なのに対して、サンサーンスは現代的な音。休憩の前後でそういう対比がありながら、でも疾走感のある雄大な音楽は両方に共通。
爽快で満足感の高いコンサート。鈴木雅明さんの持っている、BCJとは少し違う引き出しを見せてもらったような気がしました。