マリインスキー・オペラ日本公演、10月16日の「エフゲニー・オネーギン」を観に行ってきました。(東京文化会館)
第1幕の幕が上がるとカラフルなリンゴいっぱいのステージに引きつけられます。そして幻想的な手紙のシーン、シックで美しい舞踏会、そして何もない黒バックでのラストシーン。まったく飽きるところのない美しい演出でした。
そして何よりワレリー・ゲルギエフの指揮するマリインスキー劇場オーケストラの演奏が本当に素晴らしかったです。チャイコフスキーのロマンチックなメロディーが夢見るように響いてきます。
歌手も合唱もレベル高かったですが、オルガ役のユリア・マトーチュキナ、レンスキー役のディミトリー・コルチャックが印象に残りました。コルチャックは4月にもウェルテルで観てますが、レンスキーという物悲しい役を見事に演じていたと思います。
これぞチャイコフスキーのオペラ、最高レベルのオネーギンを楽しむことが出来ました。