11月22日、ズービン・メータ指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団、サントリーホールの公演に行って来ました。
曲目はブルックナーの交響曲第8番(ノヴァーク版第2稿)。
83歳のメータは杖を突いて登場。失礼ながら少々ヨボヨボした様子が、指揮台の椅子に座った途端に一変。編成の大きなオーケストラの隅から隅までに指令を出すような指揮っぷり。
ベルリンフィルの音は非常にパワフルでありながら繊細、重厚でありながら透き通るような音。比較的ゆっくり目の演奏だったと思いますが、1時間半近い演奏時間があっという間に感じます。
いやあ、凄いものを聴かせてもらいました。他のお客さんの集中っぷりもよく伝わってきて、こういうのもライブの醍醐味ですね。