バッティストーニの「第九」

Battistoni_beethoven_no912月18日は東京フィルハーモニー交響楽団の第九演奏会。指揮はアンドレア・バッティストーニ、会場は東京オペラシティコンサートホールで以下のようなプログラムです。

第九の第1楽章が始まるといきなりの速いテンポで多少面食らいますが、楽章を進むにつれて説得力を感じる演奏。前回の「展覧会の絵」で感じたバッティストーニの「凄み」は第九でも健在。

結果的には1時間を切る演奏だったようですが、第1楽章のテンポを除けばそれほどの違和感もなく、奇抜というよりむしろ新しい感動を与えてくれる新時代の第九演奏という印象を持ちました。4人のソロ歌手と合唱も良かったと思います。

私たちの席はステージ真横の2階、オルガンの近くでしたが、バッティストーニのダンスするような指揮もよく見え、また「第九の合唱が下から響いてくる」という希有な体験もなかなか面白かったです。

クリスマスから年末年始の忙しい時期に向けて「人類愛というエネルギー」を貰ったような、素晴らしい演奏会でした。