お正月休みの締めくくりに、
妹夫婦や甥っ子たちと中京大学市民文化会館へ。プラハ国立劇場(スタヴォフスケー劇場)のオペラ公演。演目はお馴染み、モーツアルトの魔笛です。
開演前から幕は無く舞台は丸見え。臙脂色の簡素な衣装を纏った人たちが踊りを練習してるような、遊んでるような(?)様子です。しばらくして開演のベルが鳴り、序曲が始まるとこの人たちがバレエを踊り出すという趣向。
オペラが始まっても舞台の上にセットと呼べるようなものはほとんどありません。唯一、巨大なカーテンが空中に吊されているのですが、それが変幻自在に動き、魔物になったり、森になったり、時にはビデオ・プロジェクタのスクリーンになったりと大活躍します。宙に浮かぶ夜の女王の巨大なドレスになったときは、みんな度肝を抜かれたんじゃないでしょうか。
上述のバレエの人たちはずっと舞台の上で進行役のような感じ。登場人物の様々な感情も踊りで表現されているようです。シンプルなんですが幻想的で想像力をかき立てられ、良い意味で斬新な演出だったと思います。
音楽的にも各ソリスト、コーラス、そしてオーケストラが全体的に高いレベルで良くまとまっていました。きっと、このメンバでこの演目はやり慣れているのでしょうね。
というわけで今日は単に新しいというだけではなく、完成度の高い魔笛を堪能することができました。初オペラ鑑賞の甥っ子たちも、それぞれに感じるものがあった様子です。