ミューザ川崎シンフォニーホールで、シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立歌劇場管弦楽団)の日本公演。指揮はこのオーケストラの音楽監督ファビオ・ルイジです。
ミューザ川崎が出来て5年。良い音響のホールだと噂には聞いていたのですが、私は今回が初めて。席数は1997席ということで、サントリーホール(2006席)とほとんど同じなのですが、入ってみるとずっと小さく感じ、これならどの席からでも見やすそうです。
私の席は公演直前なって発売された安売り券で、2階の3列目だったのですが、1階には10列くらいしか席が無いので、かなりオーケストラに近い特等席という感じでした。
さて、今日の演目は、
「ツァラトゥストラ」は巨大編成(たぶん100人くらい)のオーケストラとパイプオルガンですが、このホールは良く響くようで、総奏になると圧巻の大音響です。弦楽器の響き、特にソロやプルト単位での演奏時の繊細な音が素晴らしかったです。
ファビオ・ルイジは手だけで指揮するのではなく、腰から足まで使って踊るような指揮。音だけでなく視覚でも引き込まれる感じですね。
休憩を挟み、少し小さい編成になって、ブラームス。第1楽章の響きの美しさに魅せられ、速めの第3楽章で引き込まれ、第4楽章のパッサカリアでは劇的な終結部でもうやられた、という感じです。気がついたときは放心状態で拍手していました。
アンコールは、ウェーバーの歌劇「オベロン」序曲。リラックスして楽しそうに演奏するメンバーの姿が印象的でした。
というわけで、今日は世界の超一流オーケストラを素晴らしいホールで堪能することができました。
やや空席が目立っていたのが残念です。(おかげで安売り券が出たのでしょうが)