新国立劇場新制作のカルメン。最終日に行ってきました。今シーズンから新国のオペラ劇場は「オペラパレス」という愛称になったんですね。まんまじゃん(笑)
鵜山仁氏のオペラ初演出。ベースとなるセットは焼け跡風の大きなもので4幕通して共通なのですが、幕によって明暗(4つの幕が 明・暗・暗・明)の差や衣装や小道具の変化(カラフルになったりモノトーンになったり)があって、うまく変化が付けられていました。全体としてはオーソドックスな演出に見えますが、衣装や道具類の細部がよく考えられていて好感が持てます。
カルメン役のモンティエルは代役だそうですが、なかなかの演技派カルメン。大村博美さんのミカエラも良かったですね。ドン・ホセ(トドロヴィッチ)も大声量でラストシーンは圧巻。他のソリストや合唱・児童合唱(杉並児童合唱団)もみんな熱演で、歌だけでなく演技やダンスでも楽しむことができました。
デラコート指揮の東京フィルもテンポにメリハリがあって、劇的な演出には合っていたと思います。
というわけで、満足して名古屋へ帰ってきました。
個人的には今年2度目のカルメンですが、前回は曲と曲の間を素の台詞で繋ぐバージョン。今回はレチタティーヴォ(台詞に節を付けて歌う)のバージョンで、ちょっと新鮮。
テレビカメラが入っていたので、そのうち放送されると思います。
【2008.1.30追記】2月15日のNHK教育テレビ「芸術劇場」で放送されるようです。(残念ながらハイライト)
【2008.4.30追記】6月7日のNHK BS-hi「ハイビジョン ウィークエンド シアター」で(おそらく全曲)放送されるようです。