シルヴィ・ギエムのボレロ

Tokyo-Ballet-20148月29日、NHKホール東京バレエ団創立50周年祝祭ガラコンサートへ行ってきました。

というプログラム。開演に先立って東京バレエ団50年の歩みを記録した映像が上演されました。

ウラジーミル・マラーホフの演ずる「ペトルーシュカ」の華やかな舞台、「スプリング・アンド・フォール」の息を飲むような美しさ、マニュエル・ルグリの出演した劇的で感動的な「オネーギン・パドドゥ」、バレエの王道という感じの「ラ・バヤデール」。

すべて素晴らしかったのですが、それらが霞んでしまうほどの圧巻が、シルヴィ・ギエムの「ボレロ」。音のクレッシェンドと踊りのクレッシェンド。人間の肉体だけによる芸術表現のひとつの到達点でしょう。深く感動。カーテンコールではNHKホール満員の観客全員が総立ちの大熱狂でした。

音楽はワレリー・オブジャニコフの指揮する東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団。特に「ボレロ」の演奏が良かったと思います。

一生の思い出になる公演のひとつ。この公演の直前に来年いっぱいでの引退が発表されたシルヴィ・ギエムですが、チャンスがあれば引退前にもう一度見たいなあと思います。